宮島の弥山には何度も登っていますが、宮島の山は弥山だけではないのです(^^) とてもロングなコースで時間がかかる…と聞いていた岩船岳に、やっと登る機会が訪れました。
コースタイムが長すぎるので、車ごとフェリーで渡り登山口までは車で入りました。道が非常に狭くて怖かったです。慣れていないときついかも。
8:30 登り始め
11:30 岩船岳山頂(お昼ごはん)
12:30 下山開始
16:10 下山
数日続いていた雨は上がってくれたけれど、朝はまだ曇り。
GO! |
雨上がりということもあり、さっそくゲイターをつけました。これが大正解。藪も多かったし、わりと悪路だったのでスリル満点。
左に寄ると落ちます |
曇りながらも、視界が開けると美しい朝日。
少し雲があるほうが美しかったりしますね |
急登を乗り越えて「あとどのくらいかな~」と話していたらこんな案内板が。右上を見るとあと40分とあるけれど、誰かが60分と書き足している(笑)。40分じゃつかねーよ!という声が聞こえてきそう…
つい弥山にも惹かれちゃうけど |
急登って、写真に撮るとなかなか勾配がわからないのですが、これはちょっと伝わるかな…
かなりの急登でした |
今年は宮島の紅葉が終わるのがすごく早かったと聞いていたのですが、遠目に見るとまだまだ赤いところがたくさん見えて綺麗でした。足もとのこんな葉っぱもとても好きです。
かさかさ |
あの岩、まさか登るの?! と悲鳴…ちがってよかった。
間をくぐる |
3時間ほどで、岩船岳山頂!
岩船岳山頂(466.6m) |
ここから少し行ったところが見晴らしがよくて、そこでお昼ごはんを食べました。ぽかぽかと陽がさしてきて、お腹いっぱいになるとすごく気持ち良くて、心地よい疲れとともに眠いこと眠いこと…
絵になりますね~ |
やはり神がいそうです |
こういう登山にしては珍しく1時間ものんびり。瀬戸内の多島美を堪能して、出発します。
見事なアーチを描く木 |
途中で「御床山」の山頂も通りました。ということは、一応縦走になるのか。みとこやま、と読むそうです。この日は三ツ丸子(みつまるこ)という山(ピークが3つある)も眺めましたが、山の名前って本当に面白い。「ちびまる子を思い出しちゃう」と言ったら、友達が「私は母をたずねて三千里だね…」と(笑)。
御床山山頂(364m) |
下りの道から眺める瀬戸内も良いです。
また海を渡って帰るよ |
そして、なんと今回のコースは…一番下の地図を見てもらうと分かりますが、ぐるーっと海岸をつたって帰ります。引き潮だったら砂浜を歩けると聞いていましたが、ちょうど引き潮の時間にあたりました。
山にいたはずが! |
海抜0メートルからの登山だからこそ味わえる風景ですね。
岩ごろごろはけっこうきつい |
砂浜をこの格好で歩いてる私たち、端から見たらどんなだろうね…なんて会話をしつつ。
砂も結構疲れるけど、湿っている分マシ |
なかなか長い道のりでした…そんな中、さっそうと砂浜を駆け抜けていく鹿さんの姿が。何ともかっこよかったのですが、残念ながら走っている瞬間は撮れませんでした。砂浜と鹿、という取り合わせからして何かたまらないものがありました。だって小名浜の海には鹿なんて絶対いないもの。
おーい!と声をかけたらカメラ目線 |
牡蠣筏もたくさんありましたよー。こんなに近くで見たのはじめて。
牡蠣筏(かきいかだ) |
結構サバイバルな道も多く、水の中をジャブジャブ歩く場面も。
でも今回は転ばなかった! |
ロングコースでしたが、暗くなる前に無事下山して国民宿舎みやじま杜の宿でお風呂に入ってきました。500円ですが、とても綺麗で広くていごこちの良いお風呂でした。スタッフの方たちもとても感じが良かったです(^^) 入れるのは17時まで。
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さて、この日はおろしたての登山靴を履いていました。ずっと憧れていたgoro(ゴロー)さんにオーダーして作っていただいた、ブーティエルです。足型をとって、甲の周りなども計って作ってもらえるのですが、私はどうやら足幅がすごく狭いらしいです。デカ足と思い込んでいたので、指摘されたときは「えっ?!」と思いました。最初に試し履きしたものでは、紐を締めると両側の革がくっついてしまいそうになり、そのあたりをきちんと調整していただけました。
足首のあたりはやっぱり締めるとほとんど革がくっついてしまう感じですが…限界があるのかな。でも、持っていけばいつでも何度でも調整してくださるそうです。とても心強い。広島からだとちょっと遠いですが(^-^;)
届いたとき |
防水ワックスを塗って豚毛のブラシをかけながら、「今はこんなにつるつるだけど、そのうち味わいが出てくるかな~」なんて思っていました。
でも岩船岳の1日で結構味が出てくれてしまいました。
何だか傷もうれしい |
水の中にざぶん!と足を突っ込む場面もありましたが、当然水が染みてくることなど全くなく、履き心地はとても良かったです。傾斜がきついところでかかとが痛くなるのが気になりましたが、慣れもあるのかも。下りはつま先があたることも全くなく、以前よりかなり楽になりました。
お手入れは、ブラシで水洗いしてよく乾かしてから、毎回防水ワックスをすり込んでまたブラシをかけます。面倒かなと思ったりもしていましたが、なんだか愛着もあって意外に楽しいです。革は表情がどんどん変わるからかもしれません。
10年は履けると言われたので、頼もしい相棒になってくれますように。
10年は履けると言われたので、頼もしい相棒になってくれますように。
乾かし中 |
写真を大きくして見ると、ぐんと迫力があがりますね
返信削除楽しませてもらいました
うっちーさんの、きゃしゃな可愛らしい足が思い浮かびます
足は、日に日にたくましくなっていっております…(^-^;) もうちょっと引き締まってほしいところなのですが(笑)。でも、たくましくなければ生きていけない…!と修行中です☺
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