相変わらず山と仕事漬けの日々を送っていますが、久しぶりに白木山に登ってきました。一週間後に白馬山行を控えているので15kg歩荷し、おまけに雨が降り出したのですが、仲間と一緒だったので何とか歩ききることができました。山頂で少しのんびりお喋りしたりして、とても楽しい一日になりました。
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カンカン照りじゃなくてよかった |
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コアジサイは散ってしまっていた |
帰宅すると、Tシャツに赤い染みがついていました。何だろう?と思いながら脱ぐと、腰のあたりにヒルがついていました。しばし動けず、気を失うかと思いました。映画では見たことがあったけど、まさか自分の身体に…。何とか無我夢中で取りましたが、血は翌朝もまだじわじわ出ていて、なかなか止まらなかったです。一緒に行った仲間に連絡したら、靴などにヒルがついていたという人が二人いました。吸われなかったようで、よかったですけど。お二人とも、家に帰ってすぐ靴などを洗おうとして気づいたそうなので、帰宅したらまず体や衣服をよーく見ることが、とても大事ですね。
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二十畳岩へ |
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二十畳岩。晴れてたら、きっと絶景。 |
その後、お風呂でじっくり体を見ていたら、足のすねにシャワーをかけても落ちない1~2ミリの汚れがありました。こすろうとして思いとどまり、よーく見てみると、足がモゾモゾと動いていました。マダニでした。もう、ダブルパンチで泣きそうになりました。気味が悪いし取りたかったですが、無理にとると歯が残ってしまい切開になることもあると聞いていたので、ガマンしてワセリンをのせ絆創膏を貼っておきました。こうすると窒息死するそうです。翌日、皮膚科に行ったら「よかった。死んでると、取るのがみやすい(簡単、という広島弁)です」と言われ、ピンセットであっという間に取っていただけました。殺人ダニとも言われるマダニ、怖いのは感染症です。1~2週間後に高熱が出たりしたら、必ず病院でマダニのことを伝えるようにと言われました。
(↑ マダニの写真あり、苦手な方は注意です)
私はたまたま当日に気づくことができましたが、周りの経験談では「何かホクロ増えた?」と思っていたら、それが日に日に大きくなり、ホクロをよーく見たら足がモゾモゾ動いてたそうで、1週間くらい血を吸い続けるマダニと共に過ごした人もいました。どんどん膨らんでいくそうです。怖い怖い…。痛くもかゆくもないので、また始末が悪いです。
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鬼ヶ城山にも初めて寄りました |
朝は曇りで、登りの途中から結構雨が降り出した蒸し暑い一日でした。半袖のTシャツにアームカバー、長ズボンをはいていて、雨がひどくなってからはレインウェア(上)を着ていました。ハッカスプレーは数回、使っていました。とても湿度の高い状況だったということですね。長袖長ズボンでもやられます。裾から入ってくることが多いらしいので、裾のあたりに重点的に虫除けスプレーをしておくと良いかもしれません。
マダニ対策に、ディート成分配合の虫除けをオススメされたばかりだったのに、まだ買っていなかったことを心底後悔しました。自分の身に起こらないと、なかなか本気にならないものです。さっそく、ディート10%配合の虫除けを買ってきました。ディートは昔肌がヒリヒリして使用をやめた経験があるのですが、背に腹は代えられません。できるだけ服の上から使いたいと思います。最近では30%まで認可が下りたようですが、あまり濃いのもちょっと怖いですね。いろいろ調べていたら、イカリジンという成分についても知りました。こちらのほうが人体への悪影響は少なそうですが、ヒルには効かないようです。ディートは、一応ヒルにも効くようです。
ここ最近はハッカやハーブ配合の虫除けなど、体に優しいものを使っていたのですが、効き目が短いなぁとは感じていました。香りが飛んだら付け直しをするくらいじゃないといけないようです。香りは、わりとあっという間に飛ぶ印象ですが…。なかなかそこまでこまめにはできないし、やはり化学成分の効き目には敵わない部分もあるでしょうね。
iPhoneでBloggerアプリが使えなくなり、不便ですっかりブログ離れしてしまっていましたが、これはちょっと共有しておきたい情報だったので久々に書いてみました。どなたかの参考になりますように。