夏は帰省やら何やらでバタバタと忙しく、すっかりブログも放ったらかしに…。たまっていた仕事もようやくひと段落つきました。というわけで、まず何よりの一大イベントだった富士登山について、ざっくり写真メモだけでも残しておきたいと思います。
朝一のバスで東京を出て、お昼ごろ富士宮ルートの登山口に到着。そこから見上げた富士山。ここで既に標高2000mを超えています。高度に少し体を慣らすため、ここでお昼ごはんを食べたりして1時間ほど過ごしました。ラーメンが美味しかった。
間近で見るとまた違う |
軽く準備運動をして、入山料を支払いバッジを貰います。いよいよ、ゆっくりと登り始め。今回は帰省の帰りに関東の友人3名と合流して、4人で登りました。体力の限界を感じたりもしたけれど、最後まで励まし合って頑張れてよかった~、本当に良いメンバーで登れたとしみじみ思います。
ほぼずっと岩だらけで足元が安定しない |
下りは特にきつそう |
岩だらけできつい道ですが、こんな眺めに励まされつつ…
ここは雲の上! |
かなりのスローペースでようやく宿の近くに。雑誌や看板に載っている時間は、素人には参考になりませんね…1.5倍くらいで考えた方がよさそうです。
今回は富士宮ルートを登り、八合目で御殿場ルートに抜けて赤岩八号館という山小屋に泊まりました。混雑をできるだけ避けようとしての計画です。このあたり、本当に土や岩が赤い。
御殿場ルートへ抜けるあたりの道 |
13時ごろ登山口を出発して、山小屋に着いたのが19時ごろだったでしょうか。もうクタクタでした。富士山って、緩急がないんですよね。ずっとずっと登りだけが休みなく続く。しかも富士宮ルートは、距離は短いものの勾配は一番きつく岩も多いそうで、思った以上に大変だったのでした。もちろん、山登り初心者だからというのもあると思いますが。
カメラを確認したところ山小屋の写真はなし。一枚くらい撮っておけばよかった(>_<) そんな余裕もないくらいだったんですね…おかわり自由のカレーライスは美味しかったです。手づくりの味。食べてから、いろいろと次の日の準備をして就寝。トイレはわりと綺麗でした。消灯は21時。ほとんど一睡もできないまま、3時に起床。常に誰かが起きている気配がして、ほとんど眠れなかったです…富士山の山小屋はそういうものだと思って行ったほうがよさそうです。横になるだけでもある程度体は休められるので。
頂上でご来光を目指して登り始めたものの、疲れがたまっていてなかなか進まない…亀の歩み。それでも少しずつ前進。そんな中、水平線の向こうが白んできました。
感無量… |
何とも言えないこの光景。息をのみます。次第に、あたりは照らされて…
照らされる赤土が美しい |
見えました〜!個人的には、頂上にこだわらなくても全然OKだと思いました。大満足です(^^)
忘れられない光景^^ |
それからまた、ひーふー言いながらやっとこさ頂上へ。7時くらいになっていたかな。富士山は景色が楽しめないと言いますが、とにかくね、雲が美しいんですよ…綿菓子のようでもありビールの泡のようでもあり。もうほんと、ドラえもん雲の王国のよう。(もっと詩的な表現はできないものか)
飛び下りても大丈夫そう |
そして本当の頂上は、この「馬の背」と呼ばれるところを登ったところ。この時点でヘロヘロだった私たちは、どうする?としばし顔を見合わせた後、力を振り絞って登ることに。
この壮大さ、少しは伝わるでしょうか… |
登頂!! 火口は大迫力でした。
雪が残っています |
馬の背は、滑ってなかなか歩きづらかったです。
馬の背を下る |
お鉢巡りは時間的にも体力的にも断念。しばらく頂上を楽しんだ後、宿に戻って遅い朝食をいただき、いざ出発。下山開始が11時過ぎくらいだったと思います。(宿によっては、朝食をお弁当にして持たせてくれるところもあるようです)
雲の上ともお別れ |
何だか名残惜しい。
下界の者たちは元気かね、と調子に乗る私たち |
やっぱり雲がきれい。本当にお天気には恵まれました。
もくもく |
森林限界を超えていて、植物や動物はほとんど見られなかったのですが、この二つはよく見かけました。貴重な高山植物。そして、黄色いフリースを着ているとやたら蜂に好かれました。
オンタデかな? |
イワツメクサ |
無事下山したのは17時ごろでした。
書きたいことはまだまだ山ほどあった気がするのですが、全部まとめなきゃと思うと時間ばかりが経ってしまうので、今のうちにとりあえずメモメモ。とにかく、忘れられない思い出になりました。ふとした一言から実行に移すことができたのも、フットワークの軽い仲間たちのおかげ。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。私への年賀状に「いつか世界遺産に登らない?」なんて書いたら、次の夏には登山計画書が送りつけられるので気をつけてくださいw
必要な物などもいろいろまとめてみようかなと思っていたのですが…よく考えたらお役立ちページは他にもたくさんありますしね。ただ、真夏とはいえ早朝の山頂近くは本当に寒かった~。ダウンジャケットを念のために持っていったけれど、着ましたよ。あと風が強くて耳が痛いくらいだったので、耳当てとか毛糸の帽子もあれば良かったなぁと思います。
トレッキングポールは、必需品といっていいと思います。これは4人みんなの意見。登りから全員使ってました。あるとないでは相当違うはず。岩をつかんで上り下りするようなところも結構あったので、手袋も必需品と言っていいかも。明け方は寒いし。あと空気が薄く紫外線がすごく強いので、肌を極力出さないのはもちろんですが、サングラスもないと辛いと思います。もちろん山用の雨具は必需品。今回も防寒具として活躍しました。そういえばちょっと雨にも降られたのだった。参考までに、私のザックは36Lでした。
来年登ろうかなと仰ってる同業者の方々もいらっしゃったので、何かお役に立てることがあればいつでも、と思ってます。また何か思い出したことがあったら書きますね。
とても大変だったしきつかったけれど、登頂したときの達成感は素晴らしいものでした。「これはもう、一回でいいや…」と思っていたはずなのに、またいつか登ってしまうかも、なんて思っている自分もいます。喉元過ぎれば何とやら(^^;)
決して甘く見ていい山ではないし、下調べも体力作りもそれなりに必要な山だと思います。のんびり楽しむ山ではなくて、挑む山という感じ。万人にお勧めできる山ではないかもしれないけれど、遠くから富士山を眺めて「あの山頂に立ったんだ」と思えるのは、ちょっとした幸せです。
チャレンジしてよかった!今は心底そう思います^^
必要な物などもいろいろまとめてみようかなと思っていたのですが…よく考えたらお役立ちページは他にもたくさんありますしね。ただ、真夏とはいえ早朝の山頂近くは本当に寒かった~。ダウンジャケットを念のために持っていったけれど、着ましたよ。あと風が強くて耳が痛いくらいだったので、耳当てとか毛糸の帽子もあれば良かったなぁと思います。
トレッキングポールは、必需品といっていいと思います。これは4人みんなの意見。登りから全員使ってました。あるとないでは相当違うはず。岩をつかんで上り下りするようなところも結構あったので、手袋も必需品と言っていいかも。明け方は寒いし。あと空気が薄く紫外線がすごく強いので、肌を極力出さないのはもちろんですが、サングラスもないと辛いと思います。もちろん山用の雨具は必需品。今回も防寒具として活躍しました。そういえばちょっと雨にも降られたのだった。参考までに、私のザックは36Lでした。
来年登ろうかなと仰ってる同業者の方々もいらっしゃったので、何かお役に立てることがあればいつでも、と思ってます。また何か思い出したことがあったら書きますね。
とても大変だったしきつかったけれど、登頂したときの達成感は素晴らしいものでした。「これはもう、一回でいいや…」と思っていたはずなのに、またいつか登ってしまうかも、なんて思っている自分もいます。喉元過ぎれば何とやら(^^;)
決して甘く見ていい山ではないし、下調べも体力作りもそれなりに必要な山だと思います。のんびり楽しむ山ではなくて、挑む山という感じ。万人にお勧めできる山ではないかもしれないけれど、遠くから富士山を眺めて「あの山頂に立ったんだ」と思えるのは、ちょっとした幸せです。
チャレンジしてよかった!今は心底そう思います^^
入山バッジと登頂バッジ |
スバラシイ!
返信削除富士山に登った話はだいぶ聞きましたけど
うっちーさんのお話ではじめて実感が湧きました
五合目でも、熱い岩、匂ひ、大きくならない木などにビックリしたのを思い出します
良い経験をされましたね
明美さん、ありがとうございます(^o^) 五合目には行かれたことがあるんですね~。上の方は植物などがないし、登っても楽しくないのでは…なんて思っていたこともありましたが、すごく良い体験だったと今は思います。やっぱり登ってみないと分からないことっていろいろありますね。
削除うっちーすごい!富士山を追体験できるようなエントリをありがとうございます。残念ながら私は参加できませんでしたが、特別な体験をされたみなさまを羨ましく思いました。でも私はムリだろーなー。
返信削除Lunaさん、ありがとう〜!追体験できるような文にできた自信なかったけど、そう言ってもらえて嬉しい。無理なんてことは絶対ないと思う、私が登れたんだもの(笑)。でも、思ってた以上にきつかったのは確かなので、心から登りたい!って思ったときにチャレンジするのがいいかも…w あの日の出は見せたいなぁ(^ ^)
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