半年ぶりに、白木山(889m)を登ってきました。標高差(830m)が広島一の山。
登山クラブに入会して2回目の山行で登ったのですが、体力不足に加え大雨だったので、やたらハードな記憶が残っている山です。そこに、今度は自力で友達を案内してみました。地図とコンパス片手にドキドキ。
ざっくりタイムテーブル…
9:40 白木山駅
10:10 登山口
13:00 山頂(ごはん)
13:30 下山開始
17:00 下山
17:20 上深川駅
登りはじめが9:00ごろになるように家を出たのですが…なんと、途中で車両の切り離しがあったようで、ぼーっとしていたら電車が広島駅にUターンしていました!w すぐに気づいて玖村駅で降りたものの、電車が1時間に1本しかない…アホです。
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無人駅です(玖村駅) |
でもまあ、玖村駅周辺を散策できたので良かったと思うことにします。何もなかったけど…(笑)
さて、ずいぶん時間をかけてたどり着いた白木山駅。ここも無人駅で、なんとトイレがありません。近所の市民農園でお借りしました。駅から歩いて5分くらい。
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ふれ愛ファーム・白木山 |
登山口まではちょっと距離があります。地図がないと厳しいです。歩いて10分くらいかな。
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登山口 |
登山口のところに、捜し人の張り紙がありました。昨年9月に白木山に入山してから行方が分からないそうです。若年性アルツハイマーを患っているとのことで、ご家族の心労はいかほどかと思います…。一応ここにも載せてみます。
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捜し人 |
前回は大雨だったのでほとんど写真を撮れなかったのですが、今回は晴れの予報ということでワクワク。
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穴地蔵 |
しかし道の険しさは記憶にあるとおりかそれ以上。昨年の大雨で崩れたところもあるのではないかと思いました。
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急登がつづく |
ハードな山ですが、こんな気持ちのいい尾根もあります。そしてなぜか雪がちらついている…
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清々しい |
5合目を過ぎたあたりにある水場。この辺りから、雪がうっすら積もっていました。
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飲めます |
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とおせんぼの木が見える |
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雪化粧がうれしくて撮ってばかり |
晴れてほしいと思っていたものの、こんな景色を見られてちょっと得した気分。
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粉砂糖のよう |
3時間弱で山頂に着きました。前回来たときはまっ白でほとんど何も見えなかったので、今回はうっすらとはいえ展望があってうれしかったです。どちらを見ても山、山、山。広島は本当に山が多い。
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快晴の日にも来てみたい |
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小さな鳥居があります |
今回、帰りは上深川駅へ向かうコース。単純に距離だけで7.3kmあるので、結構なロングコースです。でもそのぶん、なだらかな林道が楽しめます。最後は急坂ですが。
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白木山駅までは3.7km |
また避難小屋の写真を撮り忘れました。今回、ものすごく寒かったので、小屋の中でごはんを食べられてとても助かりました。先客の方たちもいらして、いろいろおしゃべりしつつ。地元の方たちは、定期的に登ってらっしゃる方も多いようです。私たち以外は、皆さん白木山駅までの往復コース。そういえば、私たちが登り始めたときに既に下山してきた方々ともすれ違ったっけ。すごい!
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この実の名前が分からない… |
おなかを満たして、下山開始。迷いませんように…
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樹氷のような |
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口を閉じなさい! |
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栗のイガがたくさん |
栗のイガが落ちていてもたいてい中身は空っぽになっているのですが、今回ひとつ小さな実を見つけました♪
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ちっちゃな栗 |
雲の合間から光がさした瞬間。海面が金色に光り、瀬戸内の島々が浮かび上がり、なんとも厳かな気分になりました。
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多島美を照らす |
途中、「二十畳岩展望所」なる案内板があったので寄ってみました。大岩がごろごろしていて、確かに眺めの良い場所。
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下界が近づいてくる |
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でもどれが二十畳なのかよく分からなかった(^-^;) |
急なところでは、今回も2回ほど転びました…ぐすん。そして、せせらぎが聞こえてきます。沢だー。
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石を渡ったりしながら |
長ーい倒木を発見。
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生きものみたい |
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「倒木の敗者復活戦」が脳内を流れる |
下りに思ったより時間がかかりました。距離も長いし、膝が痛むせいも大きい…うーん、なんとかもっと鍛えたい。でも前回登ったときより筋肉痛もはるかに楽だし、すこしは成長を感じられました。何より、雪景色が見られたのが嬉しかったです。また何度も登りたい山のひとつですねー。登りごたえがあるし、変化に富んでいて楽しい(^^)
最後は、もんじゃ焼きをつつきながら乾杯しました。何年ぶりだったろう。広島ではほとんど見かけないので、引っ越してからは初めてです。久々のもんじゃは、やっぱり美味しかった!月島なつかしいなー。それにしても、もんじゃほど写真映えのしない食べ物もめずらしい。
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カレーもんじゃ |
こうしてまた、明日への英気が養われるのでした。がんばろ(^^)
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