登山教室で来月からテント泊が始まるのですが、私は初回の食事担当ということになっていました。不安でいっぱいだったのですが、先輩たちがわざわざ食事メインの山登りを企画してくれました。今回は全部準備するから、なんとなく雰囲気つかんでね!と。せっかくの日曜日なのにわざわざ…いい先輩に恵まれて、ほんと感謝しかないです。
選ばれた山は、水分峡からの高尾山。その先もずっと縦走できますが、今日はピストンで。1時間半くらいで登れますが、スリリングな岩場もあってなかなか楽しかったです。梅雨の合間の奇跡的な晴れ間だったので、眺望も最高!
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岩場を乗り越えて… |
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広島市を一望! |
さくっと登って、下りの途中にある東屋へ。調理の前に、まずこんな防虫線香を焚きます。蚊取り線香とは違う、殺傷能力のないものです。
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森林香、といいます |
水は、各自が行動水とは別に2リットル持参。このあたりも、無駄がないように事前に計算してあります。減らせるものは減らしたほうが、体力を無駄に使わずに済みますから。そして食事も何より軽量化が重要。何日も縦走する場合もありますしね。さらにハードな登山では、できるだけカロリーが高いことが望ましいです。
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いろいろな調理用具 |
ガスが倒れると悲惨なので、皆下に板を敷いているのですが…この板はどこで手に入れるんですか?と聞いたら、これでした。一人暮らしだとなかなかいただく機会がないけど(^-^;)
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なるほど! |
そして、まな板はこれです。
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ふむふむ |
ごはんは、お湯を入れるだけで食べられるアルファ米。8人にこの200グラムで足りるの…?と思っていたら、軽量化とかさ増しのために、インスタント焼きそばと混ぜてそばめしにするとのこと。
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アルファ米、二種類 |
そばめしの具には、常温保存可能なベビーハム。先に炒めます。
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魚肉ソーセージみたいなものかな |
その他こんなに、具だくさん。インスタント焼きそばは8人分で4袋。このまま砕いて、乾燥野菜と一緒に適量の水で蒸してしまいます。野菜は、乾燥キャベツと乾燥玉ねぎ。イカ天が、すごくいい味を出していました。
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パッケージは家で捨ててくる |
麺と野菜を蒸します。
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ボリュームたっぷり… |
水気がなくなってきたら、戻したアルファ米と焼きそばの粉ソースを投入。小分けパックのマヨネーズをかけて、できあがり。意外なほど美味しかった!全然焼いてないんですけどね。粉ソースだから味付けにも間違いはないですよね。
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そばめし! |
その傍らでは、珈琲を淹れてくれている先輩が。8人ぶんなので鍋に落とします。割り箸を使えば、小さなバネット(私も持ってる)もこんなふうに使えるんですね。
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面白い光景 |
そしてまた別の先輩が用意してくれているのは、海藻サラダ。乾燥状態で売っているものに、トスサラとサラじゃこ(乾燥じゃこ?)というものを混ぜて、粉ドレッシング(こんなものも初めて知った)であえてくれました。メンバーの誰に渡してもさっと作れるように、作り方もメモしてあることに感動。
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とっても分かりやすい |
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こんな商品だそうです |
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海藻サラダの酸味が疲れた体に効く |
こちらはミネストローネ。同じく乾燥野菜と、ミックスビーンズ、常温保存可能なポールウインナー、コンソメキューブ。そしてトマトペーストが便利だとのこと。
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ミネストローネの材料 |
隠し味に醤油をちょこっと入れていました。
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とっても美味しかった! |
まだまだあります。こちらは、マッシュポテトを丸めて焼いたもの。粉状のマッシュポテトにまず水を加えて袋の中で練り、ウインナーをさらに加えて混ぜ、人数分に小分けにして油で焼きます。焦げ目がつくだけで違った美味しさになりますね~。マッシュポテトには、事前に胡椒が混ぜてありました。
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マッシュ焼きの材料 |
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じゅうじゅう |
焦げ目がついてきたら、ひとつひとつの下にスライス餅を敷き、上にとろけるチーズを載せます。しばらく蓋をして、できあがり。
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お酒のおつまみにもよさそうです |
調味料も、皆さん工夫して持ってきてましたね~。これ、全部5センチもないくらいです。こんなちっちゃいハチミツやタバスコがあるの?!とびっくり。
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調味料たち |
お腹いっぱい…と思っていたら、なんとスイーツまでありました。甘いものは別腹です。車麩を甘い珈琲に漬け込んで、ブランデーをまわしかけつつバターで焼いたもの。仕上げにはハチミツを。これまた驚きの美味しさでした。
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珈琲は甘味のあるものを |
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珈琲に水を加えて、しばらく漬け込む |
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バナナは先にバターで焼いていました |
また別の先輩が凍らせて持ってきてくれた、サクランボを添えて。
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見た目もなかなかでは(^o^) |
いろんなアイデアや工夫に満ちていて、とっても面白く楽しい時間でした。ゴミを捨てられない山では料理が余ってしまうことが何より困ることなので、分量なども事前にかなり細かく計算してあり。みんなで無理なくきれいに完食。経験によって培われたものなのだろうなぁと、ただただ感嘆です。
メニューも分量もすべて事前にきっちり決め、みんなで協力しあって効率よく作る。こういったやり方は、やはりチームワークがないとできないことですね。先輩たちは本当に手際がよくて、予定よりだいぶ早く全てのメニューができあがりました。そんなふうに私たちもなれるかな…そんな話を1年生どうしでしながら、帰途についたのでした。がんばろっ^^
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水の音が気持ち良かったです |
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