2013年11月14日木曜日

映画「スティーブ・ジョブズ」

アシュトン・カッチャー主演の映画「スティーブ・ジョブズ(原題:Jobs)」を観てきました。


@サロンシネマ

Appleファンかどうかで、きっと感想も違うでしょうね。私自身は、特に強い思い入れはないライトユーザーです。何だかんだ言っても、iPodを2世代、その後ずっとiPhoneを手放せない生活となってはいますが。

あまり前評判は良くないという認識で行きましたが、私はすごく楽しめました。あっという間の二時間強。オープニングから、涙が出てしまった。あの製品が発表された瞬間。その時代を自分は知っているし、まだ記憶に新しい。それがどれだけ革新的なものだったかも鮮明に思い出せるのに、もう彼はこの世にいない。彼がこの世を去った日も、ついこの間のことのよう。ジョブズファンの友人はひどくショックを受けていたっけ。いろんなことが頭の中をぐるぐると…

ラスト、ここで終わるの?という意見を多く目にしたのですが、映画としてはあれで正解じゃないでしょうか。私はすごくいいラストだと思いました。聞き覚えのあるフレーズが耳に飛び込んできた瞬間、また目頭が熱くなりました。続編を観たくはなりますけど。

主演のアシュトン・カッチャーはデミ・ムーアとの交際で一躍有名になりましたが、以前はハンサムで若いね、くらいの認識だったんですよね。軽いラブコメくらいしか観たことがなくて、あまり印象的でもなく。でも今回、こんなにいい役者さんだったっけ、と目を見張りました。マニアではない私の目から見た限りでは、イメージぴったり。歩き方や仕草もすごく研究してますね。プレッシャーは相当なものだったと思います。

ジョブズは嫌な奴だった、という話はさんざん耳にしていましたが、毎回平気で身障者用の駐車エリアに停めるのが最大にヤな感じでした(^-^;) でもまあ、他人に嫌われることなど厭わない人間でないと、成し遂げられないことってあるのだろうなーとしみじみ。映画「ソーシャル・ネットワーク」といろんな面で重なります。嫌われることを恐れない勇気ってすごいなと最近よく思うのです。誰だって周囲からよく思われたいし、嫌われるのはつらいはず。それでも貫きたい自分があるってすごいな、と。周りの人は大変でしょうけど…。

よく名前を耳にするウォズやジョナサン・アイブについても、なるほどこういう立場の人だったのかーと今さら学んだり。アイブさんはいいとこ持っていきましたね!登場場面は少ないのにとても印象的。イケメンだったせいかも。そして女性の存在感は激薄w 結婚のあたりは唐突で混乱しましたが、まあ焦点ではないということなのでしょう。

もう一度観たい、何ならDVD買おうかなというくらい好きな作品でした。買ったまま読みきれていない伝記本の続きも読みたい。

iPad mini Retina、欲しい熱がふつふつと。仕事上、パソコンをMacに切り替えるのは厳しいのですが、Apple製品にこだわりたいという方たちの気持ちは以前よりも分かるようになった気がします。

ライトユーザーの私ですら、iPhoneと出会ってどれだけ生活が変わったことか。今日もこれはiPhoneで下書きしましたよ。帰り道に夜空を見上げたら、星がいっぱい。オリオン座がとても綺麗に見えました。あの空のどこかで、きっと。

R.I.P. Mr. Jobs





 

2 件のコメント:

  1. Appleの創始者が亡くなったというのは聞いた覚えがありますけど
    どんな方なのか全然知りませんでした
    まいにち、iPadのお世話になりながら恩知らずなことです
    世界を楽しく便利にしてくれた多くの変人さんに感謝です
    DVDを待ちます

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    1. 予備知識が全然なく観ても楽しめるかどうか、ちょっと不安ではありますが、とても個性的な方なので退屈はしないのではないかと思います^^ たくさんの伝説を残した方です。iPadがちょっと羨ましくなってしまいました!

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