移設は、現病院の改修工事で、正門一帯に新病棟が建てられることになったのに伴い同病院が決定。原爆で51人が犠牲となった病院職員の慰霊碑、原爆の爆風でガラス片が突き刺さった壁、被爆直後の広島に大量の医薬品を届けたマルセル・ジュノー博士のレリーフなどとともに、モニュメントをメモリアルパークに設置することにした。(一部引用)
この被爆した窓枠は、移設前は大通りに面して存在感を放っていました。その頃に撮ったのが下の写真。間近で見ると多数の傷や焼けた跡がとても生々しいです。移設後は内側に鉄柱で補強が入っていました。これからは新しい場所で、また静かに歴史を語り継いでいくのでしょう。
広島で日々を過ごすうちに、こういった光景にも無意識に慣れが出てきているかもしれない。そんなふうに省みつつ、時々こうして書き留めておきたいと思っています。
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