2013年7月10日水曜日

広島赤十字・原爆病院メモリアルパーク

先日こちらで被爆物の補修中と書いた光景が、気づいたら公園になっていました。何だか工事が早かったです。調べてみたら、とっくにニュースになっていたのですね。

原爆病院の被爆窓枠モニュメント 「メモリアルパーク」に移設へ 広島
移設は、現病院の改修工事で、正門一帯に新病棟が建てられることになったのに伴い同病院が決定。原爆で51人が犠牲となった病院職員の慰霊碑、原爆の爆風でガラス片が突き刺さった壁、被爆直後の広島に大量の医薬品を届けたマルセル・ジュノー博士のレリーフなどとともに、モニュメントをメモリアルパークに設置することにした。(一部引用)

メモリアルパーク全景


現在の姿
何もなかった場所が一変。こじんまりとした美しい公園です。以前の場所からそれほど離れてはおらず、爆心地からは約1.5kmの地点。

この被爆した窓枠は、移設前は大通りに面して存在感を放っていました。その頃に撮ったのが下の写真。間近で見ると多数の傷や焼けた跡がとても生々しいです。移設後は内側に鉄柱で補強が入っていました。これからは新しい場所で、また静かに歴史を語り継いでいくのでしょう。




移設前の撮影

広島で日々を過ごすうちに、こういった光景にも無意識に慣れが出てきているかもしれない。そんなふうに省みつつ、時々こうして書き留めておきたいと思っています。



【NOTE】
Hiroshima Red Cross Hospital & Atomic-bomb Survivors Hospital

 

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