雪山はやるつもりないから大丈夫!…なんて言っていたのはつい去年だったような。人生、一寸先はわからないものです。
どうしてもアルプスの景色が見たいなぁ、という気分になったとき、雪山しかなかったとしたら。行くしかないですよね…これはもうしょうがない。偶然、好日山荘さんの残雪雪山講座を見つけて聞きに行き、そこでお話したガイドさんが話しやすかったので、実技講座にも参加してみようと思ったのでした。
とはいえ、集合・解散は現地なので、前後は自由。一人旅です。広島からだと遠いので、必然的に前泊になります。新幹線で名古屋まで出て、特急しなのに乗り換え松本へ、また電車を乗り換え新島々へ、そしてバスに乗り上高地へ。これが、東京や大阪からなら直行バスがあるのですよー。うらやましい!
朝5時半に家を出て、上高地に着いたのが13時半ごろでした。上高地バスターミナルより手前の大正池で降りて、1時間ほど散策することに。時間はたっぷりある♪ (注・途中下車だと、荷物をトランクに入れてもらえません)
バスを降りて大正池に向かうと…目に飛び込んできた穂高連峰。
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穂高連峰 |
この迫力は、ほんと写真じゃ伝えられずもどかしいです。じんわりと涙が出てきてしまい、自分でもびっくりしました。周りは山だらけなんですけど、もうやっぱり何だか特別なんです。
大正池は、焼岳の噴火でできた池だそうです。
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焼岳、活火山です |
立て札がたくさんあり、上高地まで迷うことはありません。でも、地図を見ながら山座同定してみるのが楽しいです。
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賑わってます |
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梓川の水が本当に美しい |
梓川は槍ヶ岳から流れてきています。その川べりで、珈琲を淹れることにしました。こんなささやかな夢を叶えるために、重い荷物を背負ってきた(^o^)
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豆から挽いちゃいました |
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ザックもピッケルもおニューです |
のんびり過ごした後、上高地中心部の河童橋へ。今日の宿はこの近くです。
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河童橋が見えてきました |
もう、穂高連峰を見るたびにアホみたいにシャッターを切ってしまう…たぶん100枚以上撮ったんじゃないでしょうか。
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ほんと絵になるな~ |
ひとまず宿にチェックイン。観光向けにお高い宿が多い上高地ですが、山登りの人には西糸屋山荘の別館がリーズナブルでオススメです。山小屋式の相部屋ですが、男女別。
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部屋から見える穂高 |
チェックインしたときは、まだ私だけでした。座敷に4人、手前の二段ベッドに4人寝られるようになっていますが、この日は全部で4人でした。ゴールデンウィークなのに、穴場かも…。
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座敷 |
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手前の二段ベッド |
夕ごはんまで時間があるので、まず帰りのバスの整理券を取ることに。往復乗車券を持っていても、上高地からのバスは事前に整理券を取らなければ乗れません。上高地バスターミナルの窓口で2日前から取れるので、初めてで不安だった私は時間に余裕を見て帰りのバスを押さえておいたのでした。整理番号1番(笑)。でも、他の皆さんは当日でも何とか取れていたようです。山は、時間が見えないですからね…。
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けっこうな行列です |
BT周辺にはお土産屋さんや食べ物屋さんがいろいろ並んでます。帰りに食べた、野沢菜のおやきが美味しかったな~。甘酒も♪
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上高地バスターミナル周辺 |
こちらには荷物預かり所もあります。山登りに関係のない温泉道具などはここで預けられます。雪山はハードそうだったので、珈琲ミルなどはここで預けてしまいました。
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荷物預かり所 |
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ビジネスバッグくらいなら小サイズ350円 |
バスを押さえてほっとしたら、のんびり上高地散策開始。でも、やっぱり穂高を眺めてしまう。みんな眺めてますよ。眺めてしまうんです。
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ソフトクリーム、美味しかったです |
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絵を描いている人を眺めたり… |
目下の目標、テント泊に向けて、小梨平キャンプ場をぶらぶら…ここ広いしいいですねー。
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なんて贅沢な眺め |
夕ごはんの時間が近づき、宿に戻って同室の方たちに挨拶。単独の女性ばかりで話しやすくて楽しかったです。夕ごはんは、すごいボリュームでした。
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カツにお刺身に信州そば、ケーキまで! |
同室の方はワインのハーフボトルをあっという間に空けてらっしゃいました。
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初めて見たワイン |
夜、知り合ったばかりのみんなでちょっとお散歩へ。
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なんとか映った |
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うまくぼけてくれた |
登山用品のレンタルもありました。でも、フルでレンタルするとなると結構なお値段になりそうかな? 部分的に補うなら便利そうですね。
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登山用品レンタル |
部屋に戻りそれぞれの明日の予定などについてしばらくお喋りして、明日に備えて早めに就寝。ドキドキです。
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