2016年2月10日水曜日

山道具メモ/バーナーとクッカーでご飯を炊く

最初は失敗するだろうな…と思っていたら大成功でした。おいしかった~。忘れないうちにメモ。

バーナーでご飯が炊けるようにはなりたいと思っていました。テント泊に憧れがあるし、ご飯さえあれば何とかなるし。お湯を入れるだけのアルファ米もいいけど、やっぱり「ご飯くらい簡単に炊けるぜ~」と言ってみたい。アルファ米、高いですしね…。何といっても楽しそう。

そんな時に、最近山友達の間で話題のマンガ、「山と食欲と私」に炊飯の話が。このマンガ、山登りをしている人だったら絶対に楽しめるので超オススメです(無料)。

「山と食欲と私」 by 信濃川日出雄

最初はこの方法でやってみようかと思ったのですが、私の持っているクッカーは蓋と本体の間に隙間が空くので、メスティンと同じようにはできないような気がする…ということで、鈴木みきさんの「山、楽しんでますか?」に出てくる方法を参考にすることにしました。バーナーでの炊飯の仕方は、検索してみると本当に十人十色なのです。上の「山と食欲と私」の方法は、浸水がいらないのが魅力なのですけどね。いつか試してみよう。

お風呂に入っている間に、お米と水を入れておきました。無洗米1合にお水230ml。結果的に浸水は50分くらいでした。

できるだけ長めに浸水したほうが安心

バーナーに火をつけます。先日、外で山メシをやったときには火が見えなくて火力調整に苦労しました。こうしてアルミを使ったほうが、やはり見えやすいかも。本には最初から弱火で、と書いてありましたが、ちょっと気が急いて最初は中火くらいでやってみました。

中火…くらいかな?

そしてここがポイントらしいのですが、蓋はしないでかき混ぜます。ムラを作らないためのコツだとか。本には一度だけ、と書いてありましたが、他のサイトもいろいろ見た上で何度かかき混ぜる私…。このとき、取っ手を持たないとぐらついて危ないです。

ぐるぐる

あんまり時間がかかるとイヤだな~と思って火を強めにしたものの、沸騰し始めるまで5分もかかりませんでした。ずっと弱火でも大丈夫そうです。

沸騰し始めたら、蓋をして火をギリギリまで弱くします。消える寸前くらい。そのまま15分。このクッカーだと密閉はされていないけれど大丈夫でした。吹きこぼれもしません。

火加減は外だと難しいだろうな…

タイマーをかけてワクワク

15分経ったら一度蓋を開けて、水気がなくなっているか確認。蓋を開けるのはタブー!とよく言われますが大丈夫ですよ、とは鈴木みきさんの弁。ちょっとだけ水っぽかったので、さらに1~2分火にかけてから、蒸らしへ。

リアリティを追求して、フリースベストとダウンジャケットでくるみます。くるまないと、あっという間に冷めてしまうためです。このまま15分。

おいしくなってね~

だんだん、何してるんだ自分…という気にもなってきますが。15分経って蓋を開けると、いい感じ(^^)

ほわ~

底までムラもなく

いただきます

このまま夕ごはんにいただきました。半分は明日のお弁当に使おうかな。

焦げ付きもなし

整理すると、

1. 浸水30分以上
2. 蓋はせず、弱めの中火で沸騰するまで時々かき混ぜる
3. 沸騰したら蓋をして、超弱火で15分
4. 水気がなくなっていれば、蒸らし15分

こんな感じで簡単に炊けました。ちなみに、ガスの使用量は7gでした。ちょっと時間がかかるので普段の登山では使う機会がなさそうですが、いつかやってみたいと思います。

友達がメスティンを買っていたので、その報告も楽しみです(^^)


 

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