2014年6月26日木曜日

久々の10kmラン

久しぶりに真面目なジョギングをしてみました。10kmのレースに出たのは震災より前だし、その後出る予定だったレースが震災の2日後だったので中止になり…広島にはラン友もいなかったし、もうだいぶ長距離は走ってない。

と思ったら、そういえばこんなのがありました…自己最長の Run Together。懐かしい。さらにいわきで復興マラソンにも出ていたことを思い出しました。まあ、それでも久しぶりですw

大体いつもは疲れたら無理せず歩こう!とゆるゆる(しかも3~5km)なのですが、この日はペースを抑えつつ長く走ってみようとスタート。昼間は暑いので、朝8時半ごろから。

いつもの川沿いだと3kmほどにしかならないし周回も飽きるので、気分転換に知らない道を進んでみました。気づけば広島港近辺。広々としていてすがすがしくて、ぱあっと気持ちも晴れるようでした。

広島みなと公園

しかし、朝とはいえ汗だくでした…お水はウエストポーチに持っていたのでよかったものの、500mlのナルゲンボトルは綺麗に空っぽ。でもチャポチャポして走りにくいうえに、後半はまるでお湯…今度は氷入れようかな。

折り返したあたり

気持ちいい!

この道をまーっすぐ行くと、御幸橋のあたりに出ます。と偉そうに書いてますが実は迷い、iPhoneでGoogleマップにお世話になりました。

人間だって光合成を

LSD(Long Slow Distance)で90~120分を目指していたのですが、結果75分ほどで終了。脚の付け根が痛い…。LSDにしてはちょっとペースが速かったかもしれません。距離は10kmちょい。ゆっくり走ったつもりなんですけど難しいものですね。キロ10分で走ってみよう、とか本には書いてありますが逆に難しい(笑)。勢いでガーミンの腕時計(GPS付きでペースを確認しながら走れる)を買ってしまいました…この間、登山用にスント(防水仕様、高度計やコンパス付き)のを買ったばかりなのに…。カタチから入るタイプです。

でも、まったく歩かずにすべて走り通せたのはちょっと自信になりました(信号待ちはあり)。ほんとは早起きして6時頃走れるといいですねー。まだ涼しい中、いい汗かいてから仕事にとりかかる。そんな理想を胸に、また朝ランできたらいいなと思います。

登山サークルで仲良くなった方と一緒に、9月のハーフマラソンにもエントリーしてみました…ドキドキ。会場はスキー場で、とても景色が良く気持ちがいいと評判のレースだそうです。制限時間内に走れる自信はまだありません。


思えば広島に来てから仕事がらみでない純粋な友達が近くにおらず、作る努力もしていなかったなぁと思います。山登りを始めてから、ちょっとずつ生活が変化してきました。人生どうにもならないことも多いけれど、自分で変えられることもたくさんある。かもしれない。

沖縄で会いたい人たちがいるので、数年以内にNAHAマラソン出場を実現したいなー(^^)

タチアオイも乱れ咲き


 

2014年6月24日火曜日

ガジュマルくんの成長ぶり

以前、100円ショップでガジュマルを買った日記を書きました。そろそろ成長ぶりを比べたくなったので、書いておいてよかったー♪ と思いました。写真ってたくさん撮ってもあとで探すのが大変だったりしますが、ブログは検索もできるから備忘録にとても良い気がしています。

なので、もう一度メモ(^^)

買った直後くらい

こんなに大きくなりました

暖かくなってきたので肥料もあげ始めています。どのくらい成長してくれるか、楽しみです。立派な完成品もいいけど、ちっちゃいのを育てる喜びってありますね。

懸命に根を張る植物の姿は美しいなと思います。生き生きした葉っぱも嬉しい。意識したことはなかったけど、そういえば切り花ってめったに買いません。野の花が好き。

山でも、植物などに手を出すのは御法度です。そっと、眺めるだけ。蛇に食べられかけているカエルを見かけても手を出してはいけない。自然界にお邪魔している、という意識を忘れずに。山登りからは、そんなこんなも教わっています。

 

2014年6月23日月曜日

比婆山連峰・毛無山にて地図読み講習

またまた登山メモ…今月はちょっと多めです(仕事もみっちりしてます…念のため ^^;)。いつものサークルとは別活動。今回は比婆山と聞いていましたが、実際に登ったのは比婆山連峰の中の毛無山(けなしやま)でした。標高1964m…と今検索して、こんなに高かったの?とびっくり。違いました、関東にもあるんですね(笑)。広島の毛無山は、標高1144mです。

登り始めの標高が800mほどだったので、今回はそれほど標高差はありません。この日のメインは「地図を読めるようになる」こと。地図とコンパスの関係、プレートコンパスの使い方、等高線の読み方などをまずは机上講習で学びました。奥が深くて一度に理解するなんて無理、だけど面白い。「40年登っていても、いまだに迷うことはあります」というベテランガイドさんの言葉にホッとするような恐ろしいような。

磁北線も今まで知らなかった

たっぷりの机上講習のあと、登山口へ。今回はガイドさんは先導せず、私たちが地図を読みながら道を選んでいきます。「どうしてそっちを選んだの?」などとツッコミも入りつつ、根拠を持って道を選ぶことの大切さを学ぶ。

登山口はいつもわくわく

マイナスイオンが出てるね~、という声

この日も雨でした。でもレインウェアが要らない程度の小雨だったので、私はザックカバーとレインハット、ゲイター(スパッツ)のみで通しました。今月から登山を始めて三回連続雨なのですが、ゲイターは本当に便利です。道がドロドロになっているとき、そしてレインウェアは暑くて着たくないとき、足元をすっぽりカバーしてくれます。靴の中が濡れたら最悪ですしね。

またまたコアジサイがたくさん

また雨かー、と少しがっかりしつつも、ひんやり靄がかかった林は結構好きです。かんかん照りだとつらいだろうなと思ったりもしつつ。

このキノコはヒラタケだそうです

でも、山頂に着くと、ガスで何も見えないのはちょっと悔しい(^-^;)見事にまっ白でした~。ちなみに、ずっとゆるやかな道が続いていたのに最後は結構な急登でした。ぜーはー。

山頂♪

下りは、またまた滑りがち。気をつけながら下ります。

下山!

野外学習かな、中学生くらいの元気な子たちがたくさんいました。そしてまたまた爽やかに挨拶してくれた!こういうの、ほんと幸せな気分になりますね。うれしい。

県民の森でラストの〆

この日のツアーは、お昼のお弁当プラス下山後のスイーツまでついていました。汗を流したあとは格別美味しかったー。そしてお風呂までついて。すっきりさっぱり。

盛りつけも素敵

この日は地図読みにあたってグループを組んだのですが、ラッキーなことにとても気の合うグループで、またどこか登りにいきましょう!とメアド交換をしました。嬉しい出会いでした~。

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10:00 県民の森着、机上講習&ランチ
12:30 登山開始
14:30 山頂
14:40 下山開始
15:20 下山口
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予定よりも机上講習に時間がかかりました。上りは立ち止まりつつ地図読みの解説をしたりしていたので、ふつうに登れば半分か3分の2くらいの時間かもしれません。下山は、時間も押していたのでサクサク下りました。まだ白木山の筋肉痛がうっすら残っている…

広島駅から比婆山近辺までは約2時間半。かなり遠かった!ちょっとバスに酔いそうになりましたがセーフでした。ほっ。

仲良くなった方がジョギングもされるそうで、「10kmの大会なら出たことあるけど…」と私と同じような感じでした。いろいろお話ししているうちに、私もまたちょっとランのほうも頑張りたくなってきたり(^^) いろいろと楽しみが増えます。がんばろ。

 

2014年6月19日木曜日

白木山(しらきやま)-意外にハード

サークルの例会で白木山に登ってきました。ちょっと予習したところによると、「訓練登山などによく使われる…」とある。く…訓練登山って何?と、ほんのり不安につつまれた前夜。

標高は889mでそれほど高くはありませんが、登り始めの標高が60mほどなので標高差は約830mと広島一なのです。勾配も急で、いかにもハードそう。登り切れるかドキドキ。

JRでアプローチできるのが便利。広島市内、安佐北区にあります。広島駅から芸備線で1時間弱。電車の本数はあまり多くありません。1時間に1本くらいだったかな。

白木山駅に集合。無人駅でSUICAも使えません。

登山口の写真も、結構な急登で始まった上りの写真もないのは、雨がひどかったから。防水デジカメにすればよかったかな…

上りの途中にある水場。ホースの先から出ているお水は飲めます

レインウェアは暑くて、途中で脱いで傘に切り替えました。こういう柔軟な対応を教えてくれる経験豊富なガイドさんの存在はとても大きい。初心者だと、「雨だからレインウェア着なきゃ!」って思ってしまいがちなんですよね。でも、汗をかいて内部が濡れてしまったら本末転倒です。脱いだらスッキリ~。

それにしても登りはきつかった!汗だらだらで息切れました。一人だったら、きっともっと休みをとってしまってたと思う^^;

ひんやり気持ちいい林を見上げる

頂上には避難小屋があり、濡れずにお昼ごはんをいただくことができました。先客でどこかの山岳会の方々が3人ほど。座る場所を作ってくれたり、とても親切にしていただきました。「こんな雨の日に、何の訓練ですか?」と聞かれてしまったけどw

頂上から。雲が動き始めて「わー!」と歓声。

ピントずれた…かわいいお花。

上りもきつかったけど、下りのほうがきつかったかな…手を使う場面もたくさんありました。急な上に雨なので岩がすべるすべる。岩場で二回ほど尻餅をついてしまった。そういう険しい道の写真はありません…必死だったので(笑)。

歩きやすい林道もありました

雲の中に入っているのかな。もやが幻想的。

下りてきた!

下山口周辺。帰りは上深川(かみふかわ)駅に向かいます。ここから歩いて20分ほど。それにしても地名の読み方は難しいですね。だいたい最初の思い込みは間違ってる。(「かみふかがわ」と読んでいました)

のどかな風景

道ですれ違う子どもたちが、「こんにちはー!」と爽やかに声をかけてくれたのがとっても印象的でした。3人ほど、別々の場所でしたが。嬉しかったよー、疲れふっとんだよー(^^)

上深川駅

おおまかな時間の記録。

9:30 登り始め
12:30 頂上(お昼ごはん)
13:08 下山開始
15:50 下山口

上りも下りも3時間近かったと思います。雨で滑るのもあって、下山が予想以上に時間かかったような。今日はひどい筋肉痛で、もっと体力あると思っていたのでちょっとショックです。

そうそう、昔は国体に登山(トレラン?)があったというお話を聞きました。ガイドさんの高校時代、国体に出る山岳部のメンバーだとこの白木山を30分で登ったりしていたそうです。ひぇー!

今日一緒に登ったのは、また初めましての方ばかり。富士登山のお話や女一人単独登山のお話などいろいろ聞けて、とても楽しかったです。毎回、行く前はちょっと緊張するのですが杞憂に終わります。関東の友達と「富士山に登りたいねー」なんて話も出ているので、もうすこし体力つけたいな。

広島、広いなぁなんて。今さらしみじみ思う今日この頃。引っ越してきて2年が過ぎましたが、まだまだ旅気分かも。

 

2014年6月11日水曜日

熊城山(くまのじょうさん)-恵みの雨

久々に山登りをしてきました。もっといろいろな山に登りたいなと常々思っていたので、思い切って地元の登山サークルに加入。まさか人生で山岳保険に入る日がやってこようとは…。

その初山行が熊城山。北広島町というところにある、ひとりではきっと行く機会もなかったであろうところです。車での移動が既に楽しい。広島市内からは二時間弱くらい。

ここは天狗シデという天然記念物が有名だそうです。世界中でここにしかないのだそう。突然変異でユニークな形にうねっているのですが、それが遺伝して群生しているという珍しい現象だとか。

登山口ちかくの天狗シデ

たくさんいます

初めましての方たちとも、打ち解けるのが早かったです。山が好き、自然が好き、っていう共通項があるからかな。

可愛らしいコアジサイ

必ずふたつ並んで咲くという、フタリシズカ。素敵!

この日は時折雨が落ちてきて、レインウェアの上下を始めて出動させることになりました。雨の日に山登りなんて…と以前は思っていたけれど、装備をきちんとすれば意外にいいものだなーなんて。リーダーの方(プロの山岳ガイドさんです)が心から自然を愛しているようすで、雨の日の森の美しさなどを目をキラキラさせて語ってくれるので、説得されてしまったのかも(^^) 植物や動物の名前もスラスラ出てきて、心底すごいと思いました。

そうですよねー。この世は人間様だけのものでは全然ない。そんなことに思いを馳せてしまう。

もやがかかる中、立派なブナの木

ちょっと屋久島を思い出す雰囲気もあったり

喜んでいる葉っぱたち

山頂は展望なし。標高997.5m。ひそやかに看板が立っていました。お昼ごはんは少し下ったあずまやで。

ひっそり

ちなみに997.5mとはいっても、たぶん登り始めの標高が600mを超えていたと思います。なので標高差は小さいです。のんびりペースで頂上まで2時間弱くらい、下山までトータルで3時間半くらいだったと思います(休憩含む)。

曇っていてもきれいでした

おりてきた~

行きも帰りも、トイレ休憩でどんぐり村というところに寄りました。無農薬野菜がいろいろとあったので、帰りにたくさん買ってしまいました。そして田原温泉という元小学校だったという温泉に寄ってスッキリ。ビールも飲んじゃったりして。

どんぐり村から見えた竜頭山(りゅうずやま)。いつか登りたいな。

今月もまだ山行の予定があるので、仕事にも気合いが入ります。ご褒美があると張り切れますね(^^) 心も体もスッキリするこのプチマイブーム、続けられたらいいなと思います。

日帰りで行ける里山がたくさんある広島、スバラシイ。

無農薬のキャベツ、面白い形

 

2014年6月5日木曜日

久々に大阪へ-特許翻訳セミナー

少し前になりますが、特許関係のセミナーを受けに久しぶりに大阪に行ってきました。以前にも受講した倉増先生のセミナーで、今回も2日連続。「名詞と数を完全マスター」と「特許日英翻訳/よくある間違い(英文リライト実例集)」です。


数えきれないくらい色々なセミナーがある中、倉増先生のセミナーの充実度は突出していると思います。朝から夕方までみっちりやってくださるのと、紙とデータでいただける先生の知識の集積がすごい。この、紙をファイリングしたものを当日いただけるというのがまたありがたいのですよね。いろいろ書き込んだものを見返すと記憶が戻りやすいですし。もちろん検索できるデータは超便利。

元は技術者であった倉増先生。「翻訳を始めたときに『何年くらい頑張れば一人前になれますか?』と先輩に聞いたら、最低5年もやればものになるかな、と言われた。そのときは5年もかかるのか!と思ったけど、10年ほど過ぎたとき『5年どころか10年たってもまだまだ学ぶことばかりではないか…!』と気づいた。そして今もまだ、日々学んでいる。いやー、終わりはないね」というようなお話をされていたのが印象的でした。知識だけなら本を読むだけでもある程度身につきますが、大先輩のこうした姿勢などに触れられるのがセミナー受講の魅力でもあります。

あと印象に残った点をいくつか。

○ミスにもいろいろあるが、文章の係り受けだけは間違えてはいけない。これを間違える翻訳者は内容を理解できていないのが一目瞭然。係り受けのミスが多い人はものにならない。

○演奏会に行って気づいた、プロの条件。演奏家にも翻訳者にも共通して言えるのは「ある程度の量をこなせること」「素人がすぐに気づくようなミスはしないこと」。これは当たり前のことのようにも思えますが、深くうなずきました。本当にそのとおりだと思います。参考までに先生が仰っていたプロの最低ラインは日英・英日ともに1日2500ワード程度。

ユーモアたっぷりのお話がまた楽しくて、いつも笑いがたえません。本質でないところにとらわれるな、ということも仰っていたのですが、「たとえば『製造する』は、時間に余裕があるときは『manufacturing』にするけど、急いでるときは文字数の少ない『making』にするよ」と(笑)。こんなところで迷うことはない、時間をかけるべきところを間違えるなというお話です。

英文リライト実例集は始まったばかりのシリーズですが、実践的でとても面白いと思いました。じっくり復習しなければ。

今回はバタバタしていてお会いしたかった方々に声をかけそびれてしまったのですが、会場で何人かお会いすることができて嬉しかったです。次の機会にはゆっくり乾杯でもできたらいいな。どうもありがとうございました!


☆倉増先生の著書「特許翻訳の基礎と応用」




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止まったホテルの近くに素敵な建物が。何だろう?と思ったら日銀のようでした。昼間よりも夜が良かったな~。もちろん551の肉まんも買って帰りました(^^)

なんだか幻想的


広島を思い出す天満川