2016年12月30日金曜日

2016年を振り返って

最後くらいブログを書いておこうと思っているうちに、あっという間に帰省の日になってしまいました。昨夜なんとか仕事にめどがついて、予定どおり新幹線に乗っています。また来年…とか思っていると絶対書かないので、今のうちに。

クリスマスクレープ

数日前に、今年の3月ごろの日記を読み返していました。山岳連盟の登山教室に興味をもちながら、その本格的な内容に「仕事と両立できるか不安」とか「どんな人がいるのか、皆とうまくやっていけるか不安」とか、「体力的についていけるか不安」とか、まあグダグダと書いておりました。でも自分が身につけたいこういうものがきっと学べる、などとメリットも思いつく限り並べてあって、つくづく自分は書くことで頭を整理するタイプなのだなぁと苦笑い。

さんざん悩んで、結構な一大決心をして通い始めた登山教室ですが、これは本当に入ってよかったです。テント泊山行にも少し慣れてきたし、六甲全山縦走、奥穂高岳の単独テント泊山行などできたのも、教室で身につけた自信があったからこそでした。沢登りも雪山も初体験。大変なこともあったけれど、うれしい出会いもたくさんあり、仲間との息も次第に合ってきて心強さが増してきました。来年からどう変化していくか、それもまた楽しみです。

仕事面では、工業英検1級に合格できたのがうれしかったです。特許翻訳をやっていく上でぜひとっておきたいと思っていたので、地道に重ねてきた勉強が一応の形になった感じで久々の達成感でした。まだまだ、これからも学ぶことは山ほどありますけど。

そして年末の駆け込みニュースは運転免許取得。これも密かな目標だったんですけど、登山教室と仕事でかなり目一杯な状態だったので、今はまだ無理かな…なんて思っていました。でも、そのうちいつか…なんて思ってると、またそのままになるのが目に見えてる!と自分に活を入れて、びっくりするほど順調に取得。カーシェアリングやETCのカードもすぐに作り、年内に初ドライブに行くという目標も友達のおかげで無事達成してきました(^ ^)

思い返すと、自分にとっては本当に盛りだくさんな一年でした。ちょっと欲張りすぎた感はあるので、来年はもう少し穏やかに過ごそうかなとも思っています。でも、この歳になってこんなに世界が広がり、楽しみが増えてくるなんて予想もしていなかったです。動いてみるのって大事だなぁと思います。

今年も、たくさんの方々にお世話になりました。どうもありがとうございました。そして、来年もまた一緒に乾杯してください。よろしくお願いします。


 

2016年12月8日木曜日

アラフォーの運転免許 in 広島

40歳を超えて、今さらながら運転免許をとりました。10月末から通い始めて約40日で無事にGET! こんなタイトルでブログを書いているのは、自分自身が通い始める前に不安が大きく、こんなキーワードで検索していたからです(笑)。

広島県運転免許センター

関東にいた頃は、ペーパードライバーになるのが目に見えていたので取る気はさらさらなかったのですが、震災を経験したり山を始めたりしたことで、免許あったほうがいいかも…と思うことが増えてきました。

最初に不安だったのは、仕事を普通に続けながら教習所に通えるかどうか。そして、物覚えが悪くなっているこの年齢で、どのくらい補習が付いてしまうかな?ということでした。ついでに言えば運動神経もゼロです。

補習については、「安心パック」というものがあり、若い子だったら2~3万円追加しておけば、いくら補習になっても追加料金がとられないというプランがありました。どれどれ、じゃあそれに入っておこうかな…と自分の年齢のところを見ると、なんと追加料金8万円弱!(^◇^;) これが40代の現実か…と、安心パックはやめて補習を免れるべく全力で勉強しようと決めたのでした。ちなみに、補習は1コマ5000円くらいです。

結果から言えば、私は第一段階のS字・クランクで1時間補習になっただけで済みました。あと、仮免試験で脱輪して一度落ちたので、その補習。合わせて1万円程度ですね。8万円プラスしなくてよかったです。第二段階(路上)は卒検までスムーズにいきました。後半にいくほど運転に慣れていくのもあるのでしょう。仮免試験のほうが緊張したし難しく感じた気がします。

そして仕事は通常どおりに引き受けながら通うことができました。冬休みになると学生さんで混雑すると聞いていたので、何とかその前に取りたかった。1日最低2~3コマを目標に、〆切前などを除いてできるだけ予約を入れるようにしました。基本的には、午前中に3コマ受講して午後いっぱい仕事とか、夕方までに仕事を終わらせて18時くらいに教習所に行くとか、そんな感じでした。混雑している時期でなければわりと自由に予定を組めます。最終のコマは19:50開始でした。

ちなみに卒業までに必要な最低コマ数は…第一段階(所内教習)が学科10コマ、技能12コマ。第二段階(路上教習)が学科16コマ、技能19コマです。合計57コマ(1コマ50分)ですね。自分が1日何時間くらい時間をさけるかを考えれば、取得時期の目安ができてくると思います。第一段階と第二段階の間に修了検定(仮免試験)、最後に卒業検定が加わります。どちらも週に4回ほど受験できるチャンスがあるので、あまり間は空けずに済むと思います。

卒業検定(技能)に合格したら、冒頭の写真にある免許センターに行って本免試験(学科)に合格すれば終わりです。こちらは広島県の場合、平日毎日受けられます。朝9時ぐらいに集合して受験から免許の即日交付まで、だいたい午前いっぱいくらいかかりました。

ひとまず、私が免許取得前に気になっていたことをまとめてみました。どなたかの参考になればうれしいです。

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免許を取ってみて、今までに知らなかったことをいろいろと知ることができたのも純粋に楽しかったです。標識なども、全然意味を知らなかったものもありました。またここ最近の変化として、応急救護の実技が加わったことや津波に関する緊急避難項目が加わったことにも、時代の流れを感じました。大地震が起きたりしたら車はキーをつけたまま置いて避難するというのが基本なのですが、津波の場合は除く、など。津波は走って逃げても間に合いませんからね…この辺は本当に判断が難しいところだと思います。キーをつけたまま逃げるというのも、現実に皆さんできるものなのでしょうか…。

広島ならではの山道教習もなかなか楽しかったです。黄金山をくねくねと走ってきました。広島ならではといえば、路面電車が加わるところが難易度UPだと思います。紛らわしい信号などもあるし…でもいい経験でした。

また、原爆が落とされてから3日後には路面電車が走っていたというのは有名な話ですが、広島市で最初に信号機が設置されたところはどこか、というお話を聞く機会がありました。最初に設置されたのは5ヶ所…十日市町、紙屋町、八丁堀、的場町、皆実町だそうです。広島の方ならおわかりかと思いますが、これらは全て路面電車の交差点なんですね。いかに、路面電車が生活の中心であったかが分かるエピソードでした。

教習で宇品の海沿いなどを走るのはとても気持ち良くて、運転って思った以上に楽しいなぁと思いました。同時に、運転がものすごく神経を使うものだということもよく分かりました。一歩間違えば大事故になることを常に肝に銘じておかねば。私はすぐに車購入の予定はないのですが、しばらくはカーシェアなどでぼちぼち楽しんでいけたらなと思っています(^_^)

通い始める前に不安を払拭するために読んでいたこの本、実用性はさておき(笑)、とっても楽しかったです。

大人ボン 41歳からの運転免許編